札幌地区ユニオンとは

札幌地区ユニオンは1998(平成10)年4月23日に結成されました。

2024(令和6)年9月1日時点で832名の組合員が加盟しています。

832名の組合員は皆所属する労働組合(単組)の組合員でもあります。この単組数は2024(令和6)年9月1日時点で36になります。

札幌地区ユニオンの組織状況を説明するときには「36単組・832名の組合員で構成される組織です」と表現します。

札幌地区ユニオンの概要

36単組の業種別内訳は「運輸・交通」4組合、「製造」3組合、「医療・介護・福祉」6組合、「警備・ビル管理」4組合、「公共サービス」2組合、「教育」1組合、「卸小売り」1組合、「協同組合・団体」4組合、「文化・娯楽」3組合、「その他サービス」3組合、「個人加盟」5組合です。

札幌地区ユニオンの上部団体は「石狩地域ユニオン」です。何れも連合に加盟しています。札幌地区ユニオンは連合北海道札幌地区連合会、石狩地域ユニオンは連合北海道石狩地域協議会に加盟しています。札幌地区ユニオンの組合員は正社員600人、パート・契約社員・アルバイト等が232人です。

 

札幌地区ユニオンの主な活動は以下のとおりです

1.労働相談活動

賃金の不払い、解雇・雇止め、苛め・パワハラ、長時間労働の強要及び退職させない等の相談を受けています。相談は無料です。
相談される方は年間700人から1000人くらいです。
会社の閉鎖・合併等による従業員の不安についても相談が寄せられています。
どなたでも相談できます。
電話番号 011-210-1200/011-206-4400

2.行政機関への要請行動

労働者の福利向上や権利保護に向けた要望を地域の行政(道・市町村)や国の機関(労働局・労働基準監督署・職業安定所)に提案しています。
連合組織と一緒に行動しています。

3.組織拡大行動(労働組合作り)

職場や地域に労働組合を作る取り組みをしています。
労働組合は会社・法人等の事業主に団体交渉を要求することができます。
団体交渉は拒否できません。
団体交渉には札幌地区ユニオンの担当役員が同席します。
団体交渉の協議事項として事業の公正活動を求める場合もあります。
職場内の労働組合活動の他に個人で加盟する職場外労働組合もあります。

4.労働組合への支援行動

札幌地区ユニオンの加盟する労働組合からの支援要請には100%応えます。
団体交渉への参加、ストライキ行動、抗議行動、訴訟対応、労働委員会対応及び各種要請行動等様々な支援行動を実施しています。

5.平和行動

平和を守る取り組みを地域の仲間と共に実施しています。戦時体制容認を許さず憲法を守る取り組みを実施しています。

6.学習会

組合員の自己研鑽を目的とした学習会を開催しています。
内容は労働に関する法律改定への対応、体験事例研修・発表、労働運動の歴史等様々です。都度組合員が題材を持ち寄り決めています。
終了後の手作り懇親会も好評です。

7.労働者の権利を守り向上させる取り組み

労働法制の改悪に断固反対する取り組みを継続しています。
労働基準法(労働時間規制)改悪、解雇の金銭解決及び雇用形態によらない働き方の推進等の議論がされています。労働者の生活破壊が必至の内容です。断固反対します。地域最低賃金の引き上げに取り組んでいます。
生活できる賃金を地域最低賃金に取り入れるよう取り組んでいます。
一年間に2,000時間働いて200万円に満たない賃金では生活できません。公契約条例制定に取り組んでいます。
行政関連業務の発注価格は生活維持可能な賃金を組み入れた適正な内容でなくてはなりません。地域のルールとして生活維持可能な適正発注価格の維持を可能とする公契約条例制定に取り組んでいます。

札幌地区ユニオンに参加するには?

方法は3つです。

① 職場の労働組合が札幌地区ユニオンに加盟すること。
② 労働組合を結成して札幌地区ユニオンに加盟すること。
③ 札幌地区ユニオンに加盟している組合に加入して組合員となること。

お気軽にお問合せ下さい。

電話番号: 011-210-1200
FAX:  011-206-4400
e-mail spk-chiku-union@mse.biglobe.ne.jp
〒060-0001 札幌市中央区北4条西12丁目 ほくろうビル4階
担当: 山本 功(札幌地区ユニオン書記長)