機関紙CUNN62号  コミュニティ・ユニオン全国総会・集会inヨコスカ 報告集です

CUNN事務局より9月26日に横須賀で開催したコミュニティ・ユニオン全国総会・集会の報告集が送付されました。組合員の皆さんには近くご送付申しあげますが、取り急ぎにホームページでご紹介します。札幌パートユニオンはZOOM参加としましたが、会場には137名が参加しました。

機関紙CUNN62号 コミュニティ・ユニオン全国総会・集会inヨコスカの報告集です

道内の新型コロナ感染の勢いが止まりません。とうとう2日連続大台を超え115人です。そして札幌市内は77人に達したことから、ススキノの店舗営業には今日から22時以降自粛が要請されます。職場は閉じても雇用は守らなくてはなりません。そのためには、我慢と知恵比べです。頑張りましょう!

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「戦争への道」を許さない!12・8北海道集会   のご案内

北海道平和運動フォーラムは、1941年12月8日の太平洋戦争開始日を振り返り、二度とこのような悲惨な歴史を繰り返さないことをスローガンに掲げ、1994年から「12.8北海道集会」を毎年開催しています。今年の本集会では、防衛ジャーナリストの半田滋さんを招き、安倍前首相が退陣前に新たな安全保障政策談話として発表した「敵基地攻撃能力」について、また、自衛隊の武器等防護にオーストラリア軍を対象に加えることなどについての講演が行われます。組合員の皆さん、下記の要件遵守の上参加してみましょう。尚、北海道・札幌市の新型コロナウイルス感染状況によっては、数日前に中止を判断する可能性もあることをご了承ください。

集会名:「戦争への道」を許さない!12.8北海道集会
日 時:2020年12月7日(月)18:30~20:00
    (開場18:15)
場 所:自治労会館 5F大ホール(北区北6条西7丁目)
主 催:北海道平和運動フォーラム、12.8北海道集会実行委員会、
戦争をさせない北海道委員会
定 員:200名
内 容:講演『急浮上した敵基地攻撃~踏み越える専守防衛』
講師 半田 滋さん(防衛ジャーナリスト)
留意事項:「新型コロナ感染症」予防のため下記の点を遵守願います。
     ➀定員になり次第、入場をお断りします(先着順)。
     ➁検温で37.0℃以上あった場合は、入場をお断ります。
     ➂「受付」にて、「氏名・緊急連絡先(携帯)」を必ず記入して下さい。
      参加者または関係者から感染者が発生した場合などは、保健所などに
      提出する場合があることをご理解ください。
     ➃必ず「マスク」を着用し、入場の際、手指の消毒をお願いします。
     ➄体調不良の方の参加はご遠慮ください。
その他:清末愛砂さん著書「ペンとミシンとヴァイオリン アフガン難民の抵抗と
    民主化への道」の写真パネル展を開催します。
戦争への道を許さない!12.8北海道集会のチラシです。

戦争への道を許さない!12.8北海道集会のチラシのPDF版です。

11月4日から北海道新聞朝刊の「生活・くらし」の欄に「人生100年時代 語り継ぐ戦後75年 第2部 伝承の自覚 」が連載されています。11月4日から6日までの掲載分をご紹介します。

11月4日から北海道新聞朝刊に掲載されている「人生100年時代 語り継ぐ戦後75年 第2部 伝承の自覚 」です。

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北海道新型コロナ解雇2,502人(10,381事業所) 全国69,130人(112,533事業所)10月31日集計

厚生労働省は11月4日、新型コロナウイルスに関連する解雇・雇い止めが10月31日時点の集計で69,130人だったと発表しました。北海道は2,502人で、東京都、大阪府、愛知県及び神奈川県についで5番目となっています。都道府県別数値は以下の資料を参照して下さい。この集計は厚労省が都道府県労働局や公共経職業安定所に寄せられた相談・報告を基に集計したものです。集計項目は「雇用調整の可能性のある事業所」と「解雇等見込み労働者数」の2つです。全国の解雇・雇い止め見込み者69,130人の内パート、アルバイト、派遣社員、契約社員及び嘱託社員等の非正規雇用労働者は33,692人です。
共同通信から配信され、各新聞でも掲載されています。上位10業種の上位は製造、飲食及び小売りの順ですが、増加数の多さには医療福祉や宿泊業が上位になってきています。北海道の第3波により一層気をつけなくてはなりません。また、何とかして離職・退職を防ぐよう頑張りましよう!

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過労死等防止対策白書2020年版      過剰労働・過労自殺の予防は「人手確保」 

2020年版の「過労死等防止対策白書」が閣議の了承を得て10月30日に公表されました。過重労働対策への意識調査では、労働者が職場の人手確保と答えるのに対し、会社は客観的な労働時間管理実施と答えています。また、2015年度と2016年度の労災認定自殺167件を分析し半数以上が発症から29日以内に死亡しているとし専門職・管理職に多いとしています。亡くなった方々の6割は医療機関への受診歴なしが確認されています。10月31日に日本経済新聞、朝日新聞及び読売新聞が朝刊で紹介しています。

やはり人手不足が原因で、適切な労働時間管理は人手不足を解消しない限り空念仏に過ぎないということでしょう。従業員代表に改善の声を挙げろというのは荷が重いしピンとこないでしょう。労働組合が協議の場で提案し改善を求めるというのがベストです。頑張りましよう!

厚労省が10月30日にプレス発表した内容です。

「2020年版過労死等防止対策白書」の本文、骨子、概要です。

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職場の稼働正常化に向け頑張ろう!

新型コロナウィルス感染の第3波が高い確率で迫っています。寒い時期に入り湿度低下と換気低下が感染に拍車を掛けているという指摘です。加えて、欧州でウィルスの変異の可能性も指摘されており、感染に拍車を掛けるのではと懸念されています。10月30日、9月の完全失業率・有効求人倍率が総務省・厚労省から発表され北海道労働局も道内有効求人倍率数値を公表しました。完全失業率(季節調整値)は3.0%で前月と同率とされるものの完全失業者数は210万人(前年同月比42万人増)で、8カ月連続で増加しています。就業者数は6,689万人(同79万人減)、雇用者数は5,961万人(同56万人減)で、ともに6カ月連続の減少としています。

10月30日総務省発表「労働力調査(基本集計) 2020年(令和2年)9月分結果」

一方、厚労省発表の9月の有効求人倍率は全国値で1.03倍で、前月を0.01ポイント低下したとしています。北海道の数値は0.95倍で前年同月を0.31ポイント下回っています。11か月連続で前年同月を下回り、正社員の有効求人倍率が、0.72倍(前年同月0.91倍)としていることから、次第に非正規中心の求人に推移していくのではないかと危惧します。

10月30日厚労省発表の「一般職業紹介状況(令和2年9月分)について」

10月30日北海道労働局発表の 「令和2年9月の雇用失業情勢について 」

まだ、新型コロナウィルス感染の悪化が報じられる前の数値です。雇用環境改善に向けた第一の取り組みはコロナ感染の防止です。職場を稼働させることが雇用の場確保の近道です。コロナ感染を防ぐために、可能な限りの我慢を覚悟しましょう。

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日弁連 「最低賃金の全国一律化について考える市民集会」web開催 10月27日

日弁連は10月27日18時から「最低賃金の全国一律化について考える市民集会」をWEBで開催しました。概要は10月30日配信の CUNNメール通信 N0.1824(下記)でご覧ください。登録参加者は主催者発表で約100名とされていますが、実質閲覧者は相当数あるのではと思われます。札幌パートユニオンは札幌地区ユニオン会議室内でプロジェクター閲覧会を開催し、20名の組合員が参加しました。

◎  CUNNメール通信  ◎ N0.1824 2020年10月30日

1.(情報)大幅アップと全国一律が必要/日弁連が最賃でウェブシンポ
                       /税・社保改革で中小支援を
                          201029連合通信・隔日版

 日本弁護士連合会は10月27日、「最低賃金の全国一律化について考える市民集会」
をウェブ上で行い、「働く貧困層の解消のためには、最賃の大幅引き上げと全国一律
化が不可欠だ」と訴えた。岡田知弘京都橘大学教授が講演し、社会保険料負担の軽減
をはじめ、税・社会保障改革や公正取引ルールの厳格運用など、中小企業に利益が配
分される仕組みをつくることが必要と語った。日弁連は2月、全国一律化を求める意
見書をまとめている。
 狩野節子副会長は「ワーキングプア(働く貧困層)の解消と地域の再生のために
は、最賃の大幅引き上げと全国一律化が不可欠だ」とあいさつした。同貧困問題対策
本部の児玉修一委員は、日本の最賃が4ランクに区分され、低額県ほど上げ幅が小さ
く、地域間格差を広げているとし、「最賃制度が機能不全に陥っている」と指摘し
た。
 岡田教授は、菅政権のブレーンであるデービッド・アトキンソン小西美術工藝社社
長の「最賃を上げ、生産性の低い中小企業を淘汰(とうた)すべき」という主張を検
証。大企業優遇の税制度や下請けたたきなどの問題を無視した議論だと指摘し、「こ
れでは地方経済は衰退する」と批判した。
 そのうえで、約460兆円もの内部留保に象徴される、大企業の利益を社会に再配
分する税・社会保障制度の改革や、公正取引の厳格運用などの政策を行い、中小企業
の経営基盤強化と最賃引き上げを同時に進めるべきと語った。
……………………………………………………………………………………………………………………………………

コミュニティ・ユニオン全国ネットワーク  事務局
       (発行責任者:岡本)
〒136-0071江東区亀戸7-8-9松甚ビル2F下町ユニオン内
TEL:03-3638-3369 FAX:03-5626-2423
https://cunn.online E-mail:shtmch@ybb.ne.jp 

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今いちこの形式に慣れないもので講演内容が頭に沁み込みません。加齢と疲れのせいもあるのでしよう。それでも、公契約条例が最低賃金格差の是正、強いては地域間格差の是正に有効な手段であるというこが説明された際、札幌市議会の否決がつくづく残念と感じました。また、講演の最後に「憲法を暮らしの中に生かす」というフレーズに強く励まされた気がしました。ベーシックに、単純に格差と不利益の被害を考えることが必要と感じました。

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10月最賃引上げ行動月間 各地で街頭行動 CUNN

10月はコミュニティ・ユニオン全国ネットワーク(CUNN)の最賃引上げ行動月間です。各地で最低賃金引き上げの行動が活発に展開されています。CUNNメール通信で3グループ・4カ所のフォトニュースが配信されましたのでご紹介します。

10月12日 ユニオンネットワー京都 京都タワー前の街宣行動
10月25日東京 下町ユニオンの街宣行動 JR錦糸町駅北口とJR小岩駅北口 の街宣行動
10月26日 兵庫県パート・ユニオンネットワーク JR明石駅前に15人結集 街頭行動
10月26日兵庫県パート・ユニオンネットワーク JR尼崎駅前に32人結集 大街頭行動
10月29日 兵庫県パート・ユニオンネットワーク JR姫路駅南側にて最賃引上げ街宣行動

コロナ禍の中の取り組みに頭が下がります。内地とはいえ10月の夜は冷えたのではないでしょうか。北海道は山は冠雪、峠は氷結状態となっています。札幌パートユニオンの街宣行動は11月28日(土)を予定しています。雪が降らないよう祈り、降っても頑張ります。

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定年再雇用者賃金水準に司法判断

10月29日の日本経済新聞と朝日新聞の朝刊に次の裁判の関連記事を見つけました。定年再雇用者の賃金格差は違法として争っていた名古屋自動車学校嘱託社員の基本給が6割を下回るのは違法と名古屋地裁が判じたものです。この間、労働局主催の審議会で労働者確保のために再雇用を促進するのに、再雇用者の賃金状況は酷すぎるとの指摘が何件かありました。その都度、事業者側委員から明確な回答を持つ会社は一つもない、等と意見がありうやむやとなっていました。記事でも報じるように今後の高齢者再雇用に影響がでるかもしれません。ただ、積極的に活用していくのが労働組合です。判決内容を定着させ更に改善していくことが大事です。頑張りましよう!

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残業命令より「雇用」優先だと思う、2019年度の監督指導による賃金不払残業の是正結果を見て

10月23日厚生労働省は、労働基準監督署が監督指導し、2019年度に不払だった割増賃金が支払われたもののうち、支払額が1企業で合計100万円以上となった事案は、1,611企業に対して、合計98億4,068万円の支払い指導であると公表しました。対象労働者数は7万8,717人ですが、支払総額、対象労働者数とも前年からは減少したとしています。タイムカード打刻後の労働、始業前残業と労働時間の切り捨て、固定残業代制度の不適切な運用等に対する指導・改善事例も紹介しています。労働政策研究・研修機構が今日配信のメールマガジン労働情報/第1631号で紹介しています。

厚生労働省発表 2019年度の監督指導による賃金不払残業の是正結果

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まず「新自由主義経済偏重の政策は失敗でした、ご迷惑かけました」と謝れ!

厚生労働省は10月20日、就職氷河期世代の活躍支援策を推進する「都道府県プラットフォーム」を全都道府県に設置したと発表しました。これは、バブル崩壊後の雇用環境が厳しい時期(1993年から2004年の間)に学校を卒業し働こうとした又は働いてみたものの、本来の希望とかけ離れていたり、人間関係で躓いたりして離職し、別途不安定就労に就くことを余儀なくされた人等を対象に安定・正社員雇用の場を確保しようとする取り組みです。都道府県毎に推進機関=PF(プラットフォーム)を設置し2020年9月28日から2023年3月31日を期間とするとしています。詳細は以下の資料を参照して下さい。対象者を①現在非正規雇用等不安定就労状態にある人②長期間、仕事に就いていない無業の人、そして③ひきこもりの方等の社会参加に向けてより丁寧な支援を必要とする人、の3分類としています。まず、この支援を要する人たちがどのようなして生れたのか施政者は考えなくてはいけません。厳しい言葉で言えば「総括」です。

10月20日付厚労省ホームページで公開された、就職氷河期世代の活躍支援策を推進する「都道府県プラットフォーム」の内容

北海道就職氷河期世代活躍支援プラットホーム事業実施計画書

小さな政府、市場経済万能及び経済活動のための規制緩和を重視してきた新自由主義の経済政策によって生まれたのは間違いありません。稼ぐこと=幸福という偏った思想です。これが過ちでした、と認め、迷惑を被った方に謝ることが先でしょう、と強く思います。

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