職場の稼働正常化に向け頑張ろう!

新型コロナウィルス感染の第3波が高い確率で迫っています。寒い時期に入り湿度低下と換気低下が感染に拍車を掛けているという指摘です。加えて、欧州でウィルスの変異の可能性も指摘されており、感染に拍車を掛けるのではと懸念されています。10月30日、9月の完全失業率・有効求人倍率が総務省・厚労省から発表され北海道労働局も道内有効求人倍率数値を公表しました。完全失業率(季節調整値)は3.0%で前月と同率とされるものの完全失業者数は210万人(前年同月比42万人増)で、8カ月連続で増加しています。就業者数は6,689万人(同79万人減)、雇用者数は5,961万人(同56万人減)で、ともに6カ月連続の減少としています。

10月30日総務省発表「労働力調査(基本集計) 2020年(令和2年)9月分結果」

一方、厚労省発表の9月の有効求人倍率は全国値で1.03倍で、前月を0.01ポイント低下したとしています。北海道の数値は0.95倍で前年同月を0.31ポイント下回っています。11か月連続で前年同月を下回り、正社員の有効求人倍率が、0.72倍(前年同月0.91倍)としていることから、次第に非正規中心の求人に推移していくのではないかと危惧します。

10月30日厚労省発表の「一般職業紹介状況(令和2年9月分)について」

10月30日北海道労働局発表の 「令和2年9月の雇用失業情勢について 」

まだ、新型コロナウィルス感染の悪化が報じられる前の数値です。雇用環境改善に向けた第一の取り組みはコロナ感染の防止です。職場を稼働させることが雇用の場確保の近道です。コロナ感染を防ぐために、可能な限りの我慢を覚悟しましょう。

職場の労働相談はこちらへどうぞ!

労働組合結成相談もこちらへどうぞ!

こちらの電話をご利用ください!

札幌地区ユニオン  011-210-4195

札幌パートユニオン 011‐210-1200

労働組合が増えれば職場・地域・世間が良くなる!