11月に入り、中央大手労働組合の2026春闘方針がポツリポツリと出始めています。大型小売店の労組ではパート時給ズバリ7%引き上げを掲げています。また、ものづくり関連の中小企業の労働組合が多く参加する産別では、格差是正のためとしてベア1万7千円・定昇込み2万1千円の賃上げ方針を確認しました。組合員からは疑問・不安等は一切なかったとしています。労組参加型の賃上げ運動に参加できない、所謂「未組織労働者」のみなさんの賃上げ・労働条件改善に妙案はないのでしょうか。特に、パート・アルバイト・契約社員等の方々は、雇用形態・区分だけを理由に、賃上げ無・手当無とされています。今回、厚労省は、この対応は合理的ではなく見直すべき、とする案を11月21日公表しました。見直し項目には、退職手当、無事故手当、家族手当、住宅手当、夏季冬季休暇及び褒章の6項目が加わっています。詳細は12月3日のYahoo!ニュース(弁護士JPニュース 配信)をご覧ください。札幌地区ユニオンは12月20日の第3回組織研修会で「2026総合生活改善闘争方針(年間取り組み)」を討議します。要求根拠として活用できるよう、咀嚼議論してみましよう。組合員の皆さん、GO!です。北海道の願いとしては「燃料手当」も含めてほしいところです。
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