待ったなし 非正規・女性労働者 支援

緊急事態宣言の延長が決定し飲食店に勤務する方々の落胆は辛く、身につまされます。観光接客業に席を置く身としては憤怒・悲嘆の知友人に掛ける言葉も見つけられません。北海道の歓楽街は観光景気を支え・支えられて今日があります。生活の糧をそこで確保していた方も雇用形態を問わず多くいらっしゃいます。その中で、非正規・若年者・世帯主女性の困窮が限界点まできているのではないか、という記事が北海道新聞朝刊に掲載されました。緊急避難施設を開設したNPO法人女のスペース・おん(山崎菊乃代表理事/北海道ウィメンズ・ユニオン書記長)の取り組みが紹介されています。

北海道新聞 2月3日朝刊に掲載された記事です。

北海道新聞 2月3日朝刊に掲載された記事のPDFです。

政府から、支援制度が活用できるので利用して欲しい、という趣旨の発言があります。「欲しかったら来い」じゃなくて、雇用環境の悪化は政策のミスで申し訳ない、出向くので、是非支援制度活用に協力して欲しい、という姿勢が必要なんじゃないかと思います。氷河期世代の就職支援の取り組みもそうですが、政策の失敗に対する「反省・コメント」もなしに頑張れとか制度活用できますじゃ、広がらないと思います。森進一さんは「夜の銀座で飲む酒は なぜか身にしむ 胸にしむ」と唄いました。政策担当者は現状を身にも胸にもしみないのでしょうか。

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