CUNN(コミュニティ・ユニオン全国ネットワーク)は2021春闘の一環に最低賃金引上げの全国一斉行動に取組みます。「今すぐどこでも1000円以上!速やかに1500円実現を!!」がスローガンです。北海道の2021年1月期のアルバイト平均時給は982円です。昨年の1月と比較すると29円下がっています。北海道でも時給相場の高い都心部の働き手が確保しやすくなってきている、とのことで求人難による時給上昇圧力に勢いがなくなってきているのではないかとされています。コロナ禍で営業・開業する事業所が少なく人余りになってきているのでしょうか。それにしても実勢時間給が982円とすれば、「861円」という最低賃金でなければ困るとの主張根拠が怪しくなってきます。この統一行動は2月26日、27日、28日の三日間を基本に取り組まれます。ただ、北海道は、街頭行動は厳しく、屋内の取り組みも時期をずらさざるを得ません。札幌地区ユニオン・パートユニオンの具体的行動が決まればご報告します。案内チラシは以下の内容です。
最低賃金ユニオン全国同時アクション21のチラシのPDFです。
アメリカでもバイデン政権が最低賃金を2倍にすると宣言しています。現行の時間給7.25ドルを15ドルに引き上げるよう検討に入ったとのことです。16日に実施した市民との対話集会で宣言したので、間違いなく実施されでしょう。日本も頑張らねばと思いました。