3月27日、札幌地区ユニオンと札幌パートユニオンは札幌市内中央区で定期総会を開催しました。建物の2つの会議室を駆使して、総会と研修会ごとに場所を移し、室内換気と組合員総出の毎回消毒のもと14時から札幌パートユニオン、15時15分から札幌地区ユニオン、16時40分から特別研修会(安保関連)、18時から意見交換会と場所を移動しながらの進行でした。札幌パートユニオンでは、安井副代表による、コロナ禍とはいえ出来ることを最大限やり抜こうとの挨拶のもと、組合員拡大、反核・平和の取り組み強化及び同一労働同一賃金の職場展開等の方針案が提起されました。また、役員体制案では新幹事1名と副会長・会長代行1名の選任が提案されました。札幌地区ユニオンでは熊谷代表が元気な活動が敬遠される状況下ではあるが、私たちの活動を求める声もまた存在するし、その声には応えていかなくてはならない、今こそ創意工夫の時であり、組織力が問われる、ここで頑張るという決意を確認しようと激を飛ばしました。方針案では、組織拡大1000人構想、労働法制改悪阻止のための全国共闘、最低賃金1500円実現の地域運動、組織力強化のための研修・交流事業等が提案されました。両総会とも活発な意見が交わされ、地域医療体制統合に関わる安心力低下対策、新型コロナ感染対策向けの予算措置の明確化、均等均衡待遇実現への取り組み強化、第92回メーデーへの対応、札幌パートユニオンの地域相談体制の充実及びテレワークなど働き方改革に伴う職場環境の変化への対応等へ執行部見解を質しました。執行部(山本書記長/事務局長)は丁寧な答弁を提示しました。参加者はいずれも代議員20余名の参加で提案された場案は満場一致で可決されました。
特別研修会では安保と憲法改悪を考えるための課題提起として、NHK特集「 60年安保と岸信介 秘められた改憲構想 」を鑑賞し懇親意見交換を開催しました。また、5月1日の第92回のメーデは是非皆で集える催しを検討しようとして閉会しました。組合員の皆さんご苦労様でした。