全面解除とはいえ条件付きでもあり、被害が大き過ぎて立ち直りに時間がかかる飲食店業界で見事な奮闘を続ける事例2件が目に留まりました。1件は、帯広市内のスナックのママさんが仲間と派遣会社を設立し、接客従業員の当面の雇用先確保と農業等の人手不足事業者との橋渡しに取り組むというものです。もう一つは、2016年から埼玉県内のキャバクラ店で働いていた女性が、残業代等を請求について組合と共に団体交渉を重ね、労働審判・地裁の訴訟を経て今年7月30日に和解が成立したというものです。和解条項では女性の「労働者性」を認め、未払い分を解決金として支払うとされています。困難に凛として立ち向う姿勢には清々しさを感じると共に勇気を注入をされ元気がでます。詳細は以下の記事・ネットニュースをご参照ください。
10月17日の北海道新聞朝刊に掲載された派遣会社設立の記事です。
10月14日に配信された弁護士ドットコムニュース。残業代請求の経過と和解内容がまとめられています。
一時が万事このように取り組めるというものではありませんが、このような事例を参考に仲間と話合い工夫をすればどんな困難でも乗り切れるような気がします。頑張ってみましょう!
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