R6 精神疾患「労災」1055人 6年連続最多更新

厚生労働省は6月25日、令和6年度の「過労死等の労災補償状況」の取りまとめを公開しました。過重な仕事が原因で発症した脳・心臓疾患や、仕事による強いストレスが原因で発病した精神障害の状況について、労災請求件数や、労災保険給付の支給決定件数等を年1回とりまとめし公開しています。その中で精神疾患労災が前年を172人増と大きく、労災認定が1055人と過去最多を更新したとしています。過去最多更新は6年連続です。原因別では「上司によるパワハラ」、「仕事内容・仕事量の大きな変化」「カスハラ」「セクハラ」が上位を占めています。詳細資料は表2-1「業務災害に係る精神障害の労災補償状況」を参照してください。職場の本人罹災自覚は重症化してからとなることが多いのではないでしょうか。職場でのディフェンスはどうするか、何ができるか又同僚としてどのような目配せが必要か考えなくてはと思います。9月27日の組織研修会のテーマにどうでしょうか、組合員の皆さん。

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