12月24日、連合北海道は札幌市内で第92回地方委員会を開催し、2026春闘方針を確認しました。経済政策の混乱による生活不安・格差拡大を阻止するためスローガンを「こだわろう!くらしの向上 ひろげよう!仲間の輪」と設定しました。賃上げ方針では、基本的労働条件であり社会的水準が考慮される「月例賃金」に拘るとしました。その上で、連合本部の要求指標を考慮しつつ、道内地場中小労組の要求指針を「要求指標」+1%の6%以上、金額では18,000円以上としました。また、男女間の賃金格差を含め賃金に関わる不公正格差の是正を求めるとし、有期・短時間・契約等で働く労働者の賃上げは最低設定を1300円、経験等に応じて1450円以上の要求水準を説明しました。諸条件要求では、労働時間の安全管理対策、雇用安定(無期雇用転換・派遣法)対策及び60歳超の高年齢者の雇用対策等の取り組むを示しました。1月23日に政労使会議を開催し2026春闘の決起とするとしました。全国ユニオン北海道地連からは小林委員長・山本事務局長(北海道季節労働組合枠)が参加しました。札幌地区ユニオンの取り組み方針「2026総合生活改善闘争方針」はこれから加盟組合に発送します。職場内議論を活発に重ね、元気よく取り組みましょう!