2月15日17時より札幌地区ユニオン2020春闘方針を議論する討論集会を開催しました。前半は、労働条件の改善を求めるトラック運転手と運送会社との闘いを記録したドキュメンタリー映画「フツーの仕事がしたい」を鑑賞し、後半に札幌地区ユニオン山本書記長から2020春闘の取り組み方針が提起されました。山本書記長は近年春闘の取り組みに狭隘化・秘匿性が強くなっていることを指摘し、一斉行動による格差解消行動の意味が薄れているのではないかとしました。そのうえで、地場の水準に追いつくための経済要求を提起しました。また、社会的労働運動への参画として最低賃金引上げについてCUNNとの連携を強めること、労働法制改悪阻止の身近な取り組みとして就業規則への監視・公正運用を確立する取り組みを提起しました。参加組合員からは、質問・意見が相次ぎ、活気を帯びた議論は懇親会の場へ引き継がれました。参加した20名の組合員は夜8時過ぎ団結ガンバロー三唱し散開しました。寒の戻りでホッとした陽気も帰路には雪がちらついていました。国会では首相の酷い答弁が続き国民の不安感を煽っています。道内では、警察が民衆を排除する行動に開き直りを続けていて、IR疑惑の渦中にある国会議員もキチンとした釈明をできないでいます。身のまわりには怒りと不安の要素がウヨウヨしています。こんな時こそ、仲間を信じて、気を配りつつ生きていきましょう!2020春闘ガンバロー!