11月26日、札幌地区ユニオン小林代表、大木副代表及び山本書記長(北海道季節労働組合枠)は連合石狩地協第37回・札幌地区連合第33回合同定期総会に代議員として出席しました。小林代表は運動方針に対する質疑として、現状の国政による長時間労働容認風潮対策、直近の労政審で議題とされた非正規労働者に対する諸手当に関わる「同一労働同一賃金」施策への関わり方を執行部に質問しました。長時間労働についてはそもそも過労死ラインに達する時間を「限度ライン」として労働団体が容認する中、現在に至るとし、そのような中でのワークライフ・バランス無視という首相発言は看過しがたいとしました。また、「同一労働同一賃金」は運送会社に関わる最高裁判決以降、各種取り組みが進む中、労政審の議題とされる意義は大きく、全国の労働者が注目しているとしました。答弁に立った山口事務局長は、何れも、経年的に地域行政も含め議論を継続している課題であるとし、豊かな地域生活環境構築のためにも自治体の注目度は日々高まっている、ここを基点に大胆な取り組みを展開したいとしました。質疑は、この後女性委員会・青年委員会及びJR総連から方針に賛成する立場から、補強・支援内容について提示され、執行部は地域全体の運動として取り組むとしました。提案された方針は全て、120名の大会代議員による満場一致の賛成の下、可決しました。


【告知】 札幌地区ユニオン 第27期 第3回組織研修会開催します。 日時:2025年12月20日(土)14時~ 場所:ほくろうビル内会議室 内容:➀特別講演 「ジェンダー平等 職場の取り組み」 講師 依頼中 ➁2026札幌地区ユニオン 総合労働条件改善闘争方針(案) 提案 札幌地区ユニオン 書記長 山本 功 備考:11月20日第7回執行委員会で承認された内容を発文13号 で確認してください。各組合に郵送しています。