今年度の最賃議論の場「中央最賃審議会」が間もなく開催します。中央の商工団体が政権・与党に猛アタックをかける中、骨太方針には平均1000円を早期に達成するよう目指す程度の内容しか表示されません。6月16日の日本経済新聞朝刊に株式会社リクルートの調査研究機関「ジョブリサーチセンター」の2021年度5月度の「アルバイト・パート募集平均時給調査」の内容が掲載されました。同紙をご参照ください。
三大都市圏では事務系アルバイトが対前年同月比で3%・35円上昇し1165円に達しています。アルバイト・パート全体でも同1.5%・16円上昇し1091円であったとしています。このような地域と平均でまとめられると、時間給700円台・800円台の苦しさは見えてこないです。三大都市圏でさえ、2000時間の労働時間が確保できても年収250万円に達するかどうかです。最低賃金は全国一律・1500円を確保し、それから諸事情考慮の労働条件整備とするのがベストです。頑張りましよう。「ジョブリサーチセンター」の「2021年5月のアルバイト・パート募集時平均時給調査の全文はこちらです。
第37期 札幌パートユニオン組合員 定例学習会 第1回 「最低賃金引き上げを考えよう」 日 時 2021年7月10日(土)15時~ 内 容 基調講演 CUNN(コミュニティ・ユニオン全国ネットワーク) の最低賃金引き上げの取り組み CUNN(コミュニティ・ユニオン全国ネットワーク) 事務局長 岡 本 哲 文 様 (質 疑) ま と め 参 加 事前申込制とします。7月5日(月)までにお申し込み下さい。 報告先 札幌パートユニオン事務局長 山本 功まで TEL011-210-1200 FAX011-206―4400