北海道地方最低賃金審議会は14日14時より第1回審議会(「本審」)を開催し、会長に亀野淳(北海道大学高等教育推進機構教授)氏を選出しました。亀野会長は北海道労働局(村松達也局長)より最低賃金改定の改正決定審議の諮問を受けました。審議会は今後の進め方等の提案を事務局から受け、第2回本審日程、参考人意見聴取、第1回専門部会及び第3回本審日程等を確認しました。また、コロナ禍の開催時を除き実施していた「事業所視察」は中央の審議日程の遅延等により見送りとしました。昨年の事業者側の参考人からは、賃上げに向けた環境整備、自治体・国の応援姿勢を強めて欲しい旨の発言がありました。そのような職場は、是非実情を視察し、視察が適わないのであれば、代替行程を設定すると良いのにとの「呟き」が傍聴席から聞かれました。この後、第2回本審は7月30日10時~、参考人意見聴取は7月30日午後及び第3回本審は8月5日に予定し、詳細はホームぺージ等で公開するとしました。労働者・生活者の関心が、質の高い議論の源泉です。皆さん注目しましょう!連合北海道では7月30日12時15分より第1合同庁舎前で昼休み集会を開催します。札幌地区ユニオン組合員は積極対応をお願いします。