北海道地方最低賃金審議会は14日14時より第1回審議会(「本審」)を開催し、会長に亀野淳(北海道大学高等教育推進機構教授)氏を選出しました。亀野会長は北海道労働局(村松達也局長)より最低賃金改定の改正決定審議の諮問を受けました。審議会は今後の進め方等の提案を事務局から受け、第2回本審日程、参考人意見聴取、第1回専門部会及び第3回本審日程等を確認しました。また、コロナ禍の開催時を除き実施していた「事業所視察」は中央の審議日程の遅延等により見送りとしました。昨年の事業者側の参考人からは、賃上げに向けた環境整備、自治体・国の応援姿勢を強めて欲しい旨の発言がありました。そのような職場は、是非実情を視察し、視察が適わないのであれば、代替行程を設定すると良いのにとの「呟き」が傍聴席から聞かれました。この後、第2回本審は7月30日10時~、参考人意見聴取は7月30日午後及び第3回本審は8月5日に予定し、詳細はホームぺージ等で公開するとしました。労働者・生活者の関心が、質の高い議論の源泉です。皆さん注目しましょう!連合北海道では7月30日12時15分より第1合同庁舎前で昼休み集会を開催します。札幌地区ユニオン組合員は積極対応をお願いします。
北海道地域最低賃金審議 7月14日スタート! Road to 1500頑張ろう❕
2025年度最低賃金の中央審議会が7月11日開催されました。政府は1500円到達を2020年台に達成するとしています。全国平均は加重平均で1055円、単純平均は998円です。加重平均ベースでも2020年台到達には毎回7.3%の引き上げが必要で、単純平均ベースでは更に引上げることになります。秋田県は951円なので549円の差を解消しなければなりません。地方都市が格差と低賃金を余儀なくされているということです。公契約で設定される賃金を助成金付きで引き上げる、全国展開企業に企業内最低賃金として時間給1500円以上を義務付ける、その他企業支援策を企業規模に応じて設定していく等、大胆な仕掛けが必要と感じます。北海道の地域最低賃金審議会は7月14日に第1回が開催されます。労働者の声が審議会に届くよう頑張りましょう。北海道労働局のホームぺージで第1回審議会の資料が閲覧できます。ガンバロー!
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7/31 ゆたかな教育をめざす全道集会 講演「戦後80年と日本国憲法の歩み」
7月10日、札幌平和運動フォーラムは構成組織等に「ゆたかな教育をめざす全道集会」への参加を要請しました。本集会では「日本国憲法と教育」について考えるをテーマに講演会が開催され、講師の岩本一郎(北星学園大学教授)さんが、「戦後80年と日本国憲法の歩み」を演題に登壇します。皆さんの積極的参加をお願いします。
2025年7月10日
札幌平和運動フォーラム発第34号
労働組合委員長
各 級 議 員 各 位
関係団体代表者
札幌平和運動フォーラム
代表幹事 武 藤 敏 史
代表幹事 高 師 康 一
「ゆたかな教育をめざす全道集会」の開催について
日頃からのご奮闘に心から敬意を表します。
今年は敗戦80年・被爆80年を迎えます。節目にあたる今年、「日本国憲法と教育」
について考える集会を下記のとおり開催します。講師は戦争をさせない北海道委員会の呼
びかけ人で、民主教育をすすめる道民連合会長の岩本一郎さんです。道平和フォーラム主
催の各種集会で数多くスピーチをされています。改憲を声高に主張する勢力が増える中で
、日本国憲法の重要性と教育について約90分間熱く語ってくださいます。平日の午後で
はありますが、各組織からの積極的なご参加をお願いいたします。
記
1 日 時 2025年7月31日(水)13:30~15:30
2 会 場 北海道教育会館 3階(札幌市中央区南4条西12丁目)
3 主 催 民主教育をすすめる道民連合、連合北海道、北海道平和運動フォーラム、
北海道教職員組合、北海道私立学校教職員組合協議会、
札幌市立高等学校教職員組合
4 内 容 記念講演「戦後80年と日本国憲法の歩み」
講師 岩 本 一 郎さん(北星学園大学教授)
5 参加要請 連合加盟産別は連合北海道からの指示に従ってください。
積極的な参加をお願いします。

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2025参院選 皆さんの貴重な1票を無駄にせず ガンバロー!
7月9日、札幌平和運動フォーラムは7月8日に中央フォーラムが発出した「参議院選挙にあたり排外主義の煽動に反対するNGO緊急共同声明」を紹介しました。外国人の人権問題にとりくむ諸団体との共同声明です。
2025年 7月 9日 札幌平和運動フォーラム発第33号 労働組合委員長 各 級 議 員 各 位 関係団体代表者 札幌平和運動フォーラム 代表幹事 武藤 敏史 代表幹事 高師 康一 中央フォーラム声明「参議院選挙にあたり排外主義の煽動に反対する NGO緊急共同声明」の発出について 日頃からのご奮闘に心から敬意を表します。 さて、中央フォーラムは7月8日、外国人の人権問題にとりくむ諸団体とともに、「参 議院選挙にあたり排外主義の煽動に反対するNGO緊急共同声明」を発出しましたのでお知 らせします。 7月8日中央フォーラム発出「参議院選挙にあたり排外主義の煽動に反対するNGO緊急共同声明」
主張諸々を再確認精査の上、皆さんの貴重な一票を無駄にしないよう取り組みましょう。
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2025参院選挙 7/20までに投票しましょう!
猛暑の中、7月20日の2025参院選挙投開票に向け各党・各候補の動きが活発です。主張諸々を再確認精査の上、貴重な一票を無駄にしないよう取り組みましょう。さて、平和問題・憲法問題で各種集会等に積極的に取り組む「戦争をさせない1000人委員会」がチラシ「どうかんがえる? 参議院選挙2025」を作成しました。清水雅彦さん(日本体育大学教授)と飯島滋明さん(名古屋学院大学教授)が執筆参加されたものです。この間の日本の政治家の行状、政党の主張などを分析、解説されています。ご一読の上、活動資料とされてはいかがいしょうか。 以下の表題クリックで閲覧できます。
新しいチラシ「どうかんがえる? 参議院選挙2025」ができました
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7/4 スポットワークの労務管理に関わる指針 公開
CM等で簡便な手続きと速攻入金を強く打ち出す「スポットワーク」。現下の収入補填・緊急用立てへの救世主イメージがあるものの、急な業務キャンセルや賃金不払いのトラブルも発生しています。札幌地区ユニオンや上部団体全国ユニオンの相談窓口への問合せ相談も増えています。全国ユニオンは3月13日の厚生労働省要請行動で「スキマバイトにおける労働条件明示について」の項目を掲げ、スポットワークへの厚労省指導管理等の強化を求めています。7月4日、厚生労働省は、「スポットワーク」における留意事項等をとりまとめたリーフレットを作成し、関係団体にその周知等を要請」した旨を公表し、同時に、スポットワークの労務管理に関わる指針を盛り込んだパンフレット等を公開しました。内容は以下のとおりです。
7/4 厚労省発「いわゆる「スポットワーク」における留意事項等をとりまとめたリーフレットを作成し、関係団体にその周知等を要請しました。」
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2025春闘 連合北海道7/3第7回集計 6%に届かず
連合北海道は7月3日(月)17時、2025春闘の第7回集計を実施しました。エントリーした190組合の中、妥結は185組合(97.3%)。そのうち、集計可能な回答を引き出した組合は175組合(48,164人)です。月例賃金の加重平均は13,736円(4.91%)で、昨年を1,028円・0.40ポイント上回り、2016年以降で最も高い数値となりました。
また、回答175組合のうち145組合のベースアップは、9,432円・3.40%(同682円・0.53ポイント増)です。詳細は2025春季生活闘争ニュース第23号をご覧ください。連合本部集計7月1日を最終集計としています。連合北海道は8月末を最終集計としてしいて、9月26日に予定する第91回地方委員会でまとめ(案)を提起する予定と思われます。今のところ、当初目標の6%には届かず、規模間格差解消は未達となっています。全国ユニオン北海道地方連合会は2025春闘後半の取り組みから秋闘へと取り組みを展開します。引きつづき頑張りましょう!
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7/1 沖縄県最低賃金審議会 今年の最低賃金審議開始 答申8月中旬~下旬見込み
沖縄地方最低賃金審議会は7月1日、2025年度の第1回「最低賃金審議会」を開催しました。2024年度の審議会では中央審議会目安を6円上回り56円引上げで決着し3年連続で「過去最大」更新としました。審議会開始にあたり沖縄労働局・柴田栄二郎局長は、「2020年代に最低時給の全国平均1500円の達成」を掲げる政府方針を念頭に議論するよう求めました。県内生活者からは昨年の実績を踏まえてもなお、引き上げへの強い思いがあります。一気に1500円まで到達する強いニーズと勢いはありそうです。詳細は以下の「琉球放送」のニュース映像をご覧下さい。
「今年初めての「最低賃金審議会」 8月中旬~下旬に答申出す見込み」RBC琉球放送のニュース
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7/1 連合山形 労働局要請 賃金引き上げ・中小支援等を求める
7月1日、連合山形は山形労働局へ最低賃金の引き上げを求める署名を提出し、併せて格差の是正や中小企業支援策等の必要性を訴えました。連合山形舩山整会長は「賃上げの原資を確保するのがなかなか難しいというのが 率直な意見として聞いておりますので、そのためにも行政である国などの中小企業の皆さんに対する支援策をこれまでもいろいろ検討していただいておりますけれども、一層の充実を図っていただきたいこともあわせて要請したところ」とし、 山形労働局の島田博和局長は「今月から最低賃金審議会が山形の方でも議論を開始していくということで、委員の皆さまに議論いただく。労働局としてはしっかり円滑にその運営ができるよう努めてまいりたい」としました。テレビユー山形が詳細を報じています。以下の通りです。
テレビユー山形「連合山形、最低賃金の引き上げ等を求める署名を山形労働局に提出」
今年の最低賃金引き上げは、地方連合会の取り組みが鍵の様な気がします。こういう流れはとても大切ではないでしょうか。続けましょう、サポートし参加しましょう。
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6月30日 連合長野 最賃引き上げ申入れ
6月30日、連合長野は長野労働局へ最低賃金の引上げ等を要請しました。連合長野の根橋美津人会長は 「働いても暮らしが厳しいと、悲痛な声が高まっている。自分たちの働きがしっかり報われる、そんな水準を目指すことが重要」 として、最低賃金のあり方を見直す必要があるとしています。 また、長野県の最低賃金998円は全国平均から57円、東京都からは165円低い、地域格差は改善すべきと訴えました。詳細は長間朝日放送が当日ニュースで報じています。以下の通りです。
6/30 物価高騰の中 地域格差是正に向けて連合長野が最低賃金引き上げを要請(長野朝日放送)
7月中旬までには中央・全国各地で最低賃金審議会が開催されます。それまでに、全国の地方連合会が暫時、地方労働局、広域地方公共団体及び経済団体との要請・意見交換を進めることで、潮目が変わるきっかけにはなるのではと感じます。公労使を問わず、政権忖への歯止めにもなるのではと思ったりもします。注目しましょう。