札幌駅前のセンチュリーロイヤルホテルの企業内組合、札幌国際観光労働組合(前田翔太執行委員長)は1月15日(月)13時より同ホテル内で第49回定期大会を開催しました。同ホテルは2007年の民事再生手続きを経て2010年から株式会社マルセンクリーニングの傘下に入り営業を継続してきました。デフレ不況・コロナ禍による営業時間短縮等の厳し環境の中、営業していましが2022年12月1日、経営陣が突然同ホテルの営業終了(24年5月末)と撤退(24年6月末)を労働組合・従業員に発表し今日に至ります。同労組はホテルと5カ月に及ぶ交渉を繰り返し、在籍期間中の労働条件、退職条件の見直し及び組合員の雇用先確保対策について確認し協定書を作成しました。15日の定期大会で挨拶にたった前田執行委員長は、厳し環境下ではあるが、営業維持可能な従業員・組合員が残り頑張っている、感謝に堪えない、残された期間は少ないが、最後まで職場でセンチュリー魂を灯していこうと挨拶しました。運動方針では、組合員の完全雇用方針、組織拡大及び札幌地区ユニオン加盟及び予算案等が提案され、満場一致で確認されました。