6月23日、第213回通常国会が閉会しました。何とも情けない限り議論の連続でした。政治資金に関する議論では、不明朗な金銭を受け取り処理した国会議員の処遇には触れず会計処理議論に熱中する有様です。罪も罰も議論せず終わってしまいました。経済安保法案の議論では野党の熱が何故か低いと感じました。特高警察まがいの司法権力醸成の種とは感じないのでしょうか。事実上の武器輸出解禁法である防衛装備移転三原則の運用指針改定は憲法違反であるとした頑なな主張が無く平和憲法瓦解の前兆に見えます。平和フォーラムは第213回通常国会閉会にあたり声明を発出しました。今日、札幌平和フォーラムを通じて配信されています。この度の国会で議論された内容を皆で総括しましょう。低調な議論はもう見たくありません。来る選択の機会に正しい人選をするには好都合の第213国会でした。