6月1日(土)道内の季節労働者約千名で組織する北海道季節労働組合は第43回定期総会を開催しました。2017年末時点で北海道内には52,568人(石狩管内10,731人・札幌市内7,350人)の季節労働者が生活し働いています。50歳未満の季節労働者の職種転換・通年雇用化が進む中、季節労働者の数は減少していますが、職種転換や通年雇用化の困難な高齢者層(65歳以降)の季節労働者比率は増えています。本定期総会ではこのような状況に光明をもたらすべく、一旦廃止となった冬季技能講習に代わる新たな講習制度の実現に向け取り組むこと等が決議されました。政策議論の場から一旦は退くこととなった道季労ですが、「あきらめ」悪く、再度、狼煙をあげるかのような勢いで閉会となりました。
北海道季節労働組合第43回定期総会の内容を報じた「道季労情報 第86号」です。