今日午前10時札幌高裁で東京キタイチユニオン矢部執行委員長の解雇撤回裁判の控訴審第一回弁論が開かれました。第一審・札幌地裁の解雇有効判決の後、弁護団を補強し臨んだ今日の控訴審弁論期日には札幌地区ユニオン組合員10余名が傍聴に参加しました。控訴理由書と控訴答弁書の陳述の後、当日提出された会社側書証の取り扱いについて合議等が行われ10時5分終了予定のところ同15分に集結とされ、判決言い渡しを4月15日13時10分としました。ただ、その後和解協議が別室で開かれ3月12日に再度協議期日が設定されました。この和解協議で合意に至らない場合判決を迎えることになります。控訴理由書・答弁書の内容、控訴審進行中の裁判官の対応及び和解協議最中の表情(傍聴者は入室できないので、出入りする関係者の顔を遠めからウォッチ)から判断する限りでは控訴審まで頑張って良かったかな、という雰囲気です。裁判官は傍聴人を気にしていたようで、組合関係者が職場復帰後もフォローする体制を持っているとの説明に聞き入っていたとのことです。傍聴行動の大切さを改めて感じました。気を緩めず頑張りましょう!傍聴参加の皆さんありがとうございました。