26日(土)13時30分から神奈川県横須賀市でCUNN(コミュニティ・ユニオン全国ネットワーク)第32回全国総会が開催されました。今年はコロナ禍というこもあり会場参加とリモート参加が併用されました。札幌パートユニオンは札幌の組合事務所からリモート(ZOOM)で参加しました。経過報告では昨年最低賃金引上げを求める署名8021筆を2月15日に厚生労働省に提出し、福島みずほ参議院と共に大幅引き上げを求めたとしました。また、定例となった厚労省への12月要請やコロナ禍の中のホットラインの取り組みも報告され、今期も継続すると提案されました。来賓としてリモート参加した福島みずほ参議院は、コロナ禍で会社と協議すらできない多くの労働者の受け皿は今や地域で活動するユニオンしかない、ともに頑張りましょうと檄を飛ばしました。
総会では、名古屋ふれあいユニオン、はりまユニオン、女性ユニオン東京及びよこはまシティユニオンから闘争状況報告があり、会場から大きな激励の拍手が沸き起こりました。
山形のおきたまユニオンの労働委員会闘争で気になる報告がありました。東北芸術工科大学でおきたハラスメント争議について申し立てを受けた県労働委員会がいまだに調査日程を設定していないとのことです。労働委員会の姿勢に中立性に欠ける・事業者よりに過るとの嘆きをよく聞きます。そこの調整は事務局が尽力するのですが、時の政治姿勢が影響されるのではないかと心配になります。