労働時間の規制緩和はやっぱり良くない!

厚生労働省は9月24日、2020年度版の「過労死等防止対策白書」の概要を報道機関等に公表しました。本編は10月の閣議決定後に公開されるとのことです。今日の朝刊には関連記事が掲載されました。北海道新聞朝刊の内容は以下の通りです。2015年・16年に過労自殺で労災認定された167人のうち専門・管理職は5割以上で6割の人が病院にも行けずとのことです。

2020年9月25日北海道新聞朝刊に掲載された2020年版過労死等防止対策白書関連の記事

2020年9月25日北海道新聞朝刊に掲載された2020年版過労死等防止対策白書関連記事のPDF版

この内容を見れば、2018年6月に成立した働き方改革関連法の労働時間に関する内容は、労働者にとって改善ではなく、改悪にお上のお墨付きを与えたものだということが明らかになります。職場で過労死の被害に遭われた従業員の遺族が怒るのも当然です。働き方改革が働かせ方改革にならず、指揮命令の裁量権拡大とならぬよう、しっかりと監視しなくてはと思います。監視する労働組合はしっかりしなくてはと思います。

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