労働政策研究・研修機構(JILPT)は6月11日配信のメールマガジン労働情報/第1690号で、帝国データバンクによる新型コロナウィルス感染症に対する企業の意識調査の結果やドラックストア等を運営する株式会社ココカラファインの「新型コロナワクチン時間休暇制度」を紹介しました。
5社に1社は従業員のワクチン接種を促す仕組みを検討/民間調査 帝国データバンクは9日、「新型コロナウイルス感染症に対する企業の意識調査」結果を 発表した。今後実施を検討している施策は、勤務時間内での接種承認やシフト勤務、特別 休暇付与など「従業員がワクチン接種をしやすくする工夫」が20.7%で最多。 感染症による自社の業績への影響については、「マイナスの影響がある」と見込む企業は 75.9%(前月比0.5ポイント増)。 業種別では「旅館・ホテル」(100.0%)が最多、次いで「飲食店」(94.9%) ななど。 「新型コロナウイルス感染症に対する企業の意識調査(2021年5月)」はこちらです。 「新型コロナウイルス感染症に対する企業の意識調査(2021年5月)」の詳細はこちらです。 「新型コロナワクチン時間休暇制度」などを設置/ココカラファイン 株式会社ココカラファインは8日、「新型コロナワクチン時間休暇制度」、「傷病・介護 積立有給休暇制度」などを4月に設置したと発表した。「新型コロナワクチン時間休暇制 度」は、出勤予定日にワクチン接種を行う場合、その2回の接種にかかった時間分(1回 最大4時間まで)を休暇とするもの。「傷病・介護積立有給休暇制度」は、消滅する年次 有給休暇の内、年間5日間を限度に積み立てることができ、傷病・不妊治療・子や家族の 介護/看護などに使用できるもの。 株式会社ココカラファインの「新型コロナワクチン時間休暇制度」はこちらです。