ロシアとウクライナに続きイスラエル・パレスチナ間の紛争惨劇に出口が見えません。このような折り、ロシアは11月2日、包括的核実験禁止条約(CTBT)の批准を撤回し、同月6日にはイスラエルの閣僚がパレスチナ自治区ガザへの原爆投下を一つの選択肢と発言しました。全世界の平和努力に対する背信行為であり断じて許されるものではありません。札幌平和運動フォーラムはかかる事態について「原水禁」が発出した核廃絶を強く訴える声明を構成組織等に配信しました。以下の通りです。
2023年11月15日 札幌平和運動フォーラム発第80号 労働組合委員長 各 級 議 員 各 位 関係団体代表者 札幌平和運動フォーラム 代表幹事 武 藤 敏 史 代表幹事 瀧 本 久 也 ロシアのCTBT批准撤回とイスラエルの閣僚による原爆投下容認発言 どちらも許さず、改めて核廃絶を強く訴える原水禁声明の発出について 日頃からのご奮闘に心から敬意を表します。 さて、11月2日、ロシアが包括的核実験禁止条約(CTBT)の批准を撤回しまし た。また、6日にはイスラエルの閣僚が、パレスチナ自治区ガザへの原爆投下を一つの 選択肢と発言しました。この間、広島・長崎の被爆者が国際社会で訴え続けてきた「核 兵器の非人道性」や「生命の尊厳」を軽視する言動であり、決して許されるものではあ りません。このような軽率な言動に対し、原水禁は改めて核廃絶を強く訴える声明を発 出しましたのでお知らせいたします。 ロシアのCTBT批准撤回とイスラエルの閣僚による原爆投下容認発言 どちらも許さず、改めて核廃絶を強く訴える原水禁声明