2025春闘ではパート等非正規労働者の処遇改善が全労働者の処遇改善実現の目安になります。無期雇用転換が処遇改善の突破口と期待されましたが、現実は「タダ無期」「無期逃れ」が目立ちます。人手不足に悩む企業は景気上向きの評価の中、収支は悪化・賃金改善余力に乏しいところが増えています。大手上場の業績改善の影響がここには波及しにくいのです。この構造は、公務職場も同様で、人勧の引き上げにより正規公務員の給与見直しは民間(大手)準拠で改善されても、会計年度任用職員等非正規公務員の処遇は目だった改善はしていません。公務員非正規が担う業務は地域の福祉・生活・教育等生活の基礎を守るものです。その業務を担う人材の処遇が低廉で雇用期間も不安定ということは、地域生活が非正規公務員の善意で支えられているということになります。地域で人材を育成しながら、生活の隅々までサービスを充実させていくためには、非正規公務員の処遇改善が必要であり、加えて、今、現場で何が欠けているか、発言してもらうことが必要ではないでしょうか。今日の北海道新聞朝刊「水曜討論」に関連記事が掲載されています。
1月15日北海道新聞朝刊「(水曜討論) 増える非正規公務員処遇改善進めるには」 会員登録(無料あり)すると全文閲覧可能です
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札幌地区ユニオン 第26期 第3回組織研修会
【札幌地区ユニオン 第26期 第3回組織研修会】 日 時:2025年1月25日(土)14時~ 場 所:ほくろうビル5階 会議室 次 第:開 会 14時 基調講演 14時5分 (70分) 講師 さいとう耕法律事務所 弁護士 齋 藤 耕 様 演題 「労働基準関係法制 たたき台」(仮) (質疑 10分程度) 討 議 15時30分 ・2025年度 札幌地区ユニオン 総合生活改善闘争案 提案 提案者 札幌地区ユニオン 書記長 山本 功 ・質疑・討議 閉 会: 17時目途 参 加:事前申込制とします。1月22日(水)締切。 報告先:札幌地区ユニオン書記長 山本 功まで TEL 011-210-1200 FAX 011-206-4400 ※別紙申込書に参加者氏名を記載の上、御送付願います。 以上