12月24日、厚生労働省は2025(令和7)年「労働組合基礎調査」の結果公表しました。以下の通りです。
同調査の労働組合数、労働組合員数及び推定組織率は以下のとおりです。
・労働組合数 22,244組合(前年より268組合(1.2%)減少)
・労働組合員数 992万7000人(前年より1万5000人(0.2%)増加)
・推定組織率 16.0%(前年より0.1ポイント低下)過去最低
パートタイム労働者の労働組合員数及び推定組織率は何れも前年以上の結果としています。退職者補充、商業流通系事業の拡大が影響していると思われます。
・労働組合員数 149万4000人(前年より3万1000人(2.1%)増加)過去最高
・全労働組合員数に占める割合は15.1%(前年より0.2ポイント上昇)過去最高
・推定組織率 8.8%(前年と同水準)
ナショナルセンター(主要団体)別の2025(令和7)年6月30日現在の労働組合員数は以下の通りです。
・連合(日本労働組合総連合会)682万2千人(前年比て1万人増) ・全労連(全国労働組合総連合) 43万5千人(同1万6千人減) ・全労協(全国労働組合連絡協議会)6万7千人(同5千人減)
「4 企業規模別(民営企業)の状況」に「その他」100万2千人の記載があります。注として、複数企業の労働者で組織されている単位労働組合及び企業規模不明の単位労働組合の労働組合員数を含む、としています。札幌地区ユニオンのような合同労組が該当すると思われます。昨比で若干減じたと言っても100万人です、「ゼネラル」構想はここをターゲットにしているのでしょうか。どこの加盟であれ職場組合員の声をクローズアップさせることができれば「良」です。組織拡大頑張りましょう!