長時間労働規制は政策の最重点とすべき!

6月18日・19日と三菱自動車社員の過労自殺が報道されています。長時間労働による精神疾患の治療中2019年2月に自ら命を絶ったとのことです。残業時間が月139時間であったと代理人弁護士が記者会見で明らかにしています。手練手管の労基法改定の残業時間上限規制がいかに無意味であるか、そして残業規制に最も有益である「未払賃金の請求」の期間が3年に据え置かれたことが、長時間労働の隠蔽と労働者被害を増加させることを明らかにしたといえないでしょうか。これから2021年度の政策決定のための議論が始まります。長時間労働規制が最優先ではないでしょうか。

三菱自動車社員の過労自殺を報じた新聞記事です。

上の三菱自動車社員の過労自殺を報じた新聞記事のPDF版です。

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このような被害記事を読むたびに、「小さな政府」を目指すとして公務員定数を削減し労働行政に就く人員を25カットしてきたこと、「事業仕分け」という屁理屈で労災防止指導員の制度が廃止されたことが、原因の一つにあるのだろうと思います。

連合石狩地協の2020春闘行動の一環で6月20日(土)には江別地区で7月11日(土)は恵庭地区で労働相談電話が開設されます。札幌地区ユニオンスタッフが応援参加します。みなさんのお電話お待ちしています。

6月20日(土)江別地区 011-382-0500 10時~17時 
7月11日(土)恵庭地区 0123‐33‐7971 10時~17時

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