使用者側委員「0円」固執に喝! No Planじゃ審議にならない!

4日の北海道地域最低賃金審議会は議論が平行線のまま持ち越しとなりました。労働側委員の1000円到達に向けた引上げ主張に対して、使用者側は中賃答弁の繰り返しで、コロナ禍の経営難と雇用優先を盾に0円据え置きを繰り返しています。同審議会は今日5日朝から再開しています。労働側委員は10月1日発効に拘らずあくまでも1000円到達に向けた主張を続けるとしています。北海道の労働者の皆さんの総意で最賃の引上げを実現しましょう。2011年のリーマンショック時の審議会でも雇用優先・最賃自粛の世論が形成されました。それでも北海道は11円の引上げで合意しました。頑張りましよう。連合北海道では最賃情報no.2を配信しています。

2020北海道最賃情報 NO.2 です。

8月4日北海道労働局前集会、中央最低賃金審議会答申は政権への忖度だと怒る札幌地区ユニオン山本書記長

国又は経営者団体が雇用優先を主張して、リストラ・解雇・整理解雇等がなくなったことはありません。むしろ、今は解雇を合法的に「金」で解決しようとしています。今、巷に聞こえる「雇用優先」は耳障りの良い念仏のようなものです。ひとたび、誰かが経済不安の声を挙げれば、大変だ、それどころではない、グローバル的対応のために経済活動優先、人員縮小と言い出します。最賃を抑えて雇用確保はその場しのぎの主張です。頑張れ労働側委員。

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