8/11道労働局発表 北海道地域最賃答申要旨等

北海道労働局は8月11日、今回の北海道地域最賃の答申主旨・内容や審議経過を報道機関に発表し、ホームページ上にも公開しました。審議会答申に据え置きの北海道特有事情は正確に示されていません。雇用情勢がコロナ禍において観光産業を含め大幅に悪化していることを主たる理由としています。6月の有効求人倍率は札幌圏0.85、北海道0.93です。しかし、金融破綻ショックが席巻した1990年代、暫くの間、北海道や札幌圏の有効求人倍率は0.26~0.35程度が長期間続きました。それでも最低賃金の据え置きはありませんでした。引上げ無の理由が今回の議論で合理的に形成されたのか答申内容を見る限りでは甚だ疑問です。中央の審議会資料には小委員会の労働側委員や使用者側委員の主張も資料として公開されています。北海道の労働側委員・使用者側委員の主張も是非開示して欲しいものです。

8月11日北海道労働局発表の北海道地方最低賃金審議会答申の要旨及び答申文書

7月22日の中央最低賃金審議会の答申文書と7月21日付小委員会報告

北海道の最低賃金審議会はこれから特定最低賃金の議論に入ります。4分類の職種が対象となります。皆さんも是非注目しましょう。審議会議論、今回のような感情的非合理的な雰囲気決定にならぬようしっかりと見守りましょう。

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