バブル時より酷い2020年の道内黒字企業休廃業

今日の北海道新聞朝刊に2020年の道内黒字企業の休廃業増加の記事が掲載されていました。国内の2大信用調査会社東京商工リサーチ(北海道支社)と.帝国データバンク(札幌支店)の集計した数字から、2020年の道内休廃業解散企業に黒字決算企業の比率が増えているとしています。新型コロナウィルス感染拡大が長期化し、将来への不安から金のあるうちに清算して畳んでしまおうと決断したケースが大半とのことです。業種はサービス業・建設業・小売業に集中しています。GOTOだ、キャッシュレスだ、給付金だと場当たり的に金をばらまいても、近くで知人が死んで本人が病気・体調不良、責任者は将来の見通しに寡黙だし、学者は不安を煽る、そして半年後の東京オリンピックどうするとか言われたんでは、やる気も失せる、そんな声が聞こえるようです。バブルが弾けた時も黒字倒産が結構ありました。売った代金が回収できない、大宣伝広告を打ったけど広告料が回収できない、等帳簿上は黒字だけど現金が無いという金欠状態の倒産が大半でした。今回は、政府発のとりあえず不安だメンタル倒産の様相で始末が悪いと感じます。北海道新聞の記事です。

1月25日北海道新聞朝刊の記事です。

1月25日北海道新聞朝刊の記事のPDFです。

代表者の平均年齢は69.3歳で過去5年で最高齢とのことです。経営者の高齢化を危惧する声もあるとか・・・。でも70歳まで働けと号令が掛っています。国は地場中小の実態を見ないのかなぁ。

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