最賃引上げのどこが悪い? 7月16日、北海道地域最低賃金審議会で参考人意見聴取

最低賃金審議会の議論が大詰めを迎えているとの報道がNEWSで流れました。映像も活字も労使の認識正反対と解説しています。毎年、最低賃金引き上げが経営を圧迫すると会社団体は力説します。自社の経営会議で予算未達成の社員が毎回同じ言い訳をすると「ふざけるな」といって怒鳴られ、「やる気がないのなら辞めろ」と放り出されることもあります。最低賃金審議会で不景気・コロナ・世界同時不況等を繰り返す経営側委員も同じに見えます。7月11日の日本経済新聞や北海道新聞の朝刊記事に関連記事が掲載されていました。最低賃金を引き上げて欲しいという当事者の声に対する審議会結論がかみ合わない、答えになっていない、毎度そう感じます。最低賃金がどのような水準にあるべきか当事者・労働者の声を聞いて、議論して欲しいものです。最低賃金引き上げは、本来どこにも迷惑をかけるものではなく、変な水準に据え置かれることこそ罪深い行為です。最賃引上げに悪いところは1つもありません。7月16日、北海道地域最低賃金審議会は参考人意見聴取を開催します。当節の最低賃金について、労働者、事業者から事情を聞きます。その後同審議会で最低賃金をどうするか議論します。最低賃金全国一律1500円達成ガンバロー!

2021年7月11日付北海道新聞朝刊の記事のPDFです。

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