当事者の声は必要! 全審議会に当事者を!

兵庫県パート・ユニオンネットワークが最低賃金引き上げの取り組みとして兵庫県最低賃金審議会で意見陳述に立ち上がった様子が報告されています。頼もしく、パワフルで勇気が伝わり厚くなる思い出す。以下のとおりです。

CUNNメール通信 N0.1989 2021年8月6日

1. (報告)最賃引き上げの取り組み(兵庫県パートユニオンネットワーク

〈兵庫県パート・ユニオンネットワーク事務局長 森口知子(ユニオンあしや)〉

 7月28日、兵庫県最低賃金審議会へ意見書提出、意見陳述を行いました。
 県ネットで議論した結果、非正規労働者として働く当事者の生の声を意見書として提出
当事者が意見陳述をして、委員の人に実態を実感してもらおうとなり、2年越しで初めて
実現しました。
 姫路ユニオンの奥村さんと自治労臨職評の山本さんに実態と思いを意見書に書いてもら
いました。当日の傍聴者(6人申し込みましたが・・・)は奥村さんと塚原さんが抽選で
選ばれ、意見陳述者は奥村さん、随行者は森口でした。
 当日、山本さんはどうしても仕事で休めなかったのですが、奥村さんが出席することが
できて、よかったです。初めに森口が「山本さんは臨時職員として27年も働いているの
に、いまだに年収は200万ほどで官製ワーキングプアです。山本さんの意見をしっかり
読んでほしいこと、非正規労働者として働く当事者の声を真摯に受け止め審議してほしい
こと」を述べた後、奥村さんに陳述をしてもらいました。
 奥村さんは、意見書に書かれた内容とは別に、自分の経験をもとにしっかり発言してい
ただき頼もしかったです。私の感想としては、委員の人たちも当事者の実態なので反論で
きないというか、無視できないという感じでした。
 このことがすぐに、最賃アップにつながるとはならないかもしれませんが、当事者の声
を伝え続けていくことが大事だと思いました。県ネットとしては、来年に向け当事者の声
を集め、取り組みを続けていきたいと思います。

 ※意見書と当日の奥村さんの発言内容を添付します。よろしくお願いします。

兵庫県最低賃金審議会に提出した意見書です。

兵庫県最低賃金審議会における意見陳述内容です。
……………………………………………………………………………………………………………………………………
コミュニティ・ユニオン全国ネットワーク
       (発行責任者:岡本)
〒136-0071江東区亀戸7-8-9松甚ビル2F下町ユニオン内
TEL:03-3638-3369 FAX:03-5626-2423
     E-mail:shtmch@ybb.ne.jp 
……………………………………………………………………………………………………………………………………

森口事務局長の報告に「当事者の声 を伝え続けていくことが大事だと思いました。とあります。本当にそう思います。北海道最低賃金審議会でも札幌パートユニオン組合員が参考人として意見を述べています。全ての県でそして、中央最低賃金審議会でも当事者パートタイマーの発言が実現するよう、粘り強く取り組みましょう。

今日は広島への原爆投下の日、ダイ・イン、コロナ禍で中止となりました。早朝ヘリコプターの爆音で目がさめました。早朝5時が50キロメートル競歩のスタート時間でした。ダイ・イン会場予定地の付近は結構な人だかりです。中止原因は東京オリンピックでした。こんなに代償の大きい「オリンピック」は祭典なのだろうか、違うと思います。

職場の労働相談はこちらへどうぞ!

労働組合結成相談もこちらへどうぞ!

こちらの電話をご利用ください!

札幌地区ユニオン  011-210-4195

札幌パートユニオン 011‐210-1200

労働組合が増えれば職場・地域・世間が良くなる!