8月20日厚生労働省は、2020年度に立ち入り調査した24042事業所の結果を公表しました。この調査対象事業所は長時間労働が疑われると指定されたものです。8月21日・読売新聞朝刊がその詳細を報じています。
2021年8月21日読売新聞朝刊に掲載された記事のPDFです。
8月20日 厚労省ホームページに掲載された「長時間労働が疑われる事業場に対する令和2年度の監督指導結果を公表します」の内容
37%の8904事業所で労使協定超え等の違法残業が確認された、過労死ラインの月80時間を超える残業か確認できるのは2982事業所・33.5%に達するとしています。総務省の調査では、正社員・非正規社員も増加しているとされています。それでいて、長時間労働・過労死ライン超の労働が増えているというのは、どういうことなのでしょうか。これこそミスマッチ、現場をよく見て、政策を立案すべきということです。