コロナ特例縮小は時期尚早!

厚生労働省は2022年1月から、新型コロナウイルス対応措置である雇用調整助成金の増額特例措置を縮小する方針を明らかにしました。今月19日に決定する経済対策に盛り込むとし、売り上げが大幅に減った企業等向けの手厚い支援は当面続けるとしています。日経電子版に詳細記事が掲載されていましたので以下のリンクからご参照ください。

2021年11月12日で報じられた2022年1月以降、雇調金特例段階的縮小方針の概要(日経電子版)

雇調金は通常1人1日1日約8300円を上限とされています。現在はこれを1万3500円に引き上げていて、1月から1万1千円、3月から9千円に下げる方針です。売り上げが急減した企業等は最大1万5千円とする特例は21年度一杯維持する方向で調整する、としています。

ただ、11月10日に開催された労政審部会では、勤務先から休業手当が未払とされる労働者への「休業支援金」施策を12月末まで延長する政府案を「財源確保策が無い」として認めないとしています。年末から年明けにかけて、困窮する労働者が出ないよう、最大限の配慮を求めたいです。

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