6月3日、労働政策研究・研修機構(JILPT)は6月1日の連合中央委員会の内容をメールマガジン労働情報/第1779号で配信しました。同委員会では2022春闘の中間まとめが提案され、「労働組合が社会を動かしていく『けん引役』として一定の役割を果たした」との評価が示され了承されています。詳細は以下のとおりです。
●「労組が社会を動かす牽引役を果たした」と 評価する2022春季生活闘争中間まとめを確認/連合の中央委員会 連合(芳野友子会長、687万8,000人)は1日、千葉県・浦安でオンライン方式 を併用して中央委員会を開催し、2022春季生活闘争の中間まとめを確認した。 平均賃金方式での賃上げ率が2.10%と昨年同時期を0.29ポイント上回り、中小 組合の賃金改善分などの「賃上げ分」は額・率ともに、集計開始(2015闘争)以降で最高 となっている。中間まとめは、「労働組合が社会を動かしていく『けん引役』として一定 の役割を果たした」と評価した。(JILPT調査部) 「労組が社会を動かす牽引役を果たした」と評価する2022春季生活闘争中間まとめ を確認/連合の中央委員会 2022年6月3日 調査部
世間の目に映る姿は中央委員会の評価とは異なるようです。6月2日の読売新聞社説ではこの中央委員会の内容きが別の様子に見えたようです。この中央委員会の主題が来る参院選挙の決起集会の様に見えたようです。その上で、自民党とあまりに近しい関係は良くないのではないか、働く人のより良い職場環境実現に取り組むのが本来の姿と評しています。極めつけは、その活動を企業の生産性向上につなげたいと結ばれている。ワヤだな。