札幌平和運動フォーラムは12月26日に、大阪地裁が関西電力美浜原発3号機の運転延長を認めた司法判断について、原水禁(原水爆禁止日本国民会議)が表明した抗議声明を配信しました。以下の通りです。
12月20日、大阪地裁は国内唯一の40年超で稼働を続けている、関西電力・美浜原発 3号機の運転差し止めを求めた住民側の訴えを不当にも退けました。1976年に運転を 開始した美浜原発3号機は、原子力規制委員会の審査で最長60年の運転延長が可能とな った初めてのケースとして2021年6月に再稼働していました。 住民側は、設備の経年劣化に加え、巨大地震への耐震性が不十分であり、重大事故が発生 する危険があると主張していましたが、今回の決定は司法が老朽原発の延命を加担するも のであり、住民の安全をないがしろにする判断は決して許されるものではありません。 この不当な判決に対し、原水禁が「別紙」のとおり抗議声明を発出しましたのでお知らせ いたします。