岸田首相は1月5日、東京都内で開かれた連合や経団連等の経済団体の新年交歓会・新年祝賀会に出席しそれぞれ「物価上昇分を超える賃上げが必要」と呼び掛けています。連合の新年交歓会には2年連続参加であり、労働界の取り組み支援を明言しています。政権の看板政策「新しい資本主義」実現に向けたリップサービスでしょうか。賃上げに向けた口頭街宣の体です。中小職場の労働条件改善の必要性や政府総掛かりの中小下請け業績改善・景気対策を明言しない限り選挙目当てのパフォーマンスとしか映りません。1月6日の時事通信に詳細が配信されています。