札幌地裁は5月31日の判決で北電に対して「泊原発の運転差し止め」を命じました。原水禁はこの判決を評価する声明を6月1日付で全国に発し、札幌平和運動フォーラムは6月2日付で加盟組合などに配信しています。以下のとおりです。
2022年6月2日 札幌平和運動フォーラム発第26号 労働組合委員長 各 級 議 員 各 位 関係団体代表者 札幌平和運動フォーラム 代表幹事 鈴木 賢一 代表幹事 武藤 敏史 北海道泊原発の運転差止めを支持する声明について 日頃からのご奮闘に心から敬意を表します。 さて、5月31日、札幌地裁(谷口哲也裁判長)は、道内外の住民ら約1200人が北海道 電力(以下北電)に対し、泊原発の廃炉、運転の禁止、使用済み核燃料の撤去を求めた 訴訟で、一部原告の主張を認め、運転差し止めを命じる判決を下しました。判決では、 安全性に対する立証責任は北電にあるとし、その責任を尽くしていないことや、防潮堤 は設置基準を満たしていないことなど、鋭く指摘しています。 この判決に原水禁が支持する声明を発しましたのでお知らせいたします。 6月1日付北海道泊原発の運転差し止めを指示する原水禁声明
どんな訴訟でも、自己の行為の正当性の立証責任は当事者たる自己の責任において果たすべきです。立証責任を公の場で果たさないというのであれば控訴の権利もないと言わざるを得ないかなと感じます。時間稼ぎの控訴であれば勘弁して欲しい。