連合北海道札幌地区連合会は2月6日付第20号発文書で、在沖縄米海兵隊の矢臼別移転実弾演習に反対する抗議打電行動への参加を加盟組織に要請しました。同演習は2月26日から3月7日までの期間に実施され、予てより沖縄県民の生活への被害・負担軽減を理由に1997年度から本道など全国5カ所で強行されているもので今回の実施が21回目となります。北海道では2023年1月にも矢臼別演習場で500人もの米海兵隊が参加する大規模な移転訓練が実施されています。北海道民の反対の声を無視し、地域の平穏な日常生活や酪農・畜産業に多大な被害をもたらしました。沖縄や北海道をはじめ米軍基地が配置される地域が負う危険・被害・不安等のリスクは須らく地域住民の声を無視する政策から生まれたものです。この政策被害打破の突破口はまず、「在日米軍基地の整理・縮小」と「日米地位協定の抜本見直し」です。以上の観点から、札幌地区ユニオンは2月7日本抗議行動に参加し下記4カ所への打電行動(打電内容はこちら)を実施しました。
➀防衛大臣 木原 稔 〒 162-8801 東京都新宿区市谷本村町5-1 防衛省 FAX:03-5261-8018 ➁外務大臣 上川 陽子 〒 100-8919 東京都千代田区霞ヶ関2-2-1 外務省 FAX:03-5501-8057 ➂在札幌米国総領事館 総領事 マーク・ウェベルス 〒 064-0821 札幌市中央区北1条西28丁目 FAX:011-643-1283 ➃北海道知事 鈴木 直道 〒 060-8588 札幌市中央区北3条西6丁目 北海道庁 FAX:011-251-3879
2月7日の打電行動には、札幌パートユニオン、北海道季節労働組合及び北海道季節労働組合札幌地区本部も参加しました。尚、在札幌米国総領事館は着信拒否状態です。