今朝の報道各社はNUMOが2月13日に公表した核のごみの最終処分場選定に向けた文献調査の内容を特集しました。北海道の寿都町と神恵内村が第2段階・概要調査の候補地として掲載されたとし、北海道知事は「現時点では反対」を表明するものの、「市町村や道民の皆様の意見も踏まえ適切に対応したい」と説明しているとの内容です。これに対して、札幌平和運動フォーラムは同日付の原水禁声明を各構成組織等に配信し、概要調査への移行を断固阻止しようと呼びかけました。以下のとおりです。
2024年 2月14日 札幌平和運動フォーラム発第17号 労働組合委員長 各 級 議 員 各 位 関係団体代表者 札幌平和運動フォーラム 代表幹事 武 藤 敏 史 代表幹事 館 山 政 人 「核のごみ」最終処分場文献調査報告書の原案公表に 対する原水禁声明の発出について 日頃からのご奮闘に心から敬意を表します。 さて、原子力発電環境整備機構(NUMO)は、高レベル放射性廃棄物最終処分場選定に 向けた文献調査の報告書原案を公表しました。文献調査は最終処分場を選定するための 調査であり、核抜き条例を持つ北海道で調査すること自体、不安を抱える住民や条例に 込められた道民の思いを踏みにじる行為です。鈴木直道知事は現時点では概要調査移行 に反 対する考えを示していますが、予断を許さない状況に変わりはなく、概要調査に進 ませな いとりくみを強化していかなければなりません。 こうしたなか、原水禁が文献調査報告書の原案公表に対する声明(こちらをクリック) を発出しましたので、お知らせいたします。