2025年度最低賃金の中央審議会が7月11日開催されました。政府は1500円到達を2020年台に達成するとしています。全国平均は加重平均で1055円、単純平均は998円です。加重平均ベースでも2020年台到達には毎回7.3%の引き上げが必要で、単純平均ベースでは更に引上げることになります。秋田県は951円なので549円の差を解消しなければなりません。地方都市が格差と低賃金を余儀なくされているということです。公契約で設定される賃金を助成金付きで引き上げる、全国展開企業に企業内最低賃金として時間給1500円以上を義務付ける、その他企業支援策を企業規模に応じて設定していく等、大胆な仕掛けが必要と感じます。北海道の地域最低賃金審議会は7月14日に第1回が開催されます。労働者の声が審議会に届くよう頑張りましょう。北海道労働局のホームぺージで第1回審議会の資料が閲覧できます。ガンバロー!