目を凝らし、口を挟み、発言していく覚悟が必要!11/9第3回組織研修会「同一労働同一賃金」

札幌地区ユニオンは11月9日ほくろうビル4階の会議室において第3回研修会「同一労働同一賃金について」を開催しました。8日の立冬を挟み寒さが続く中、20名の組合員が参加し議論を交わしました。冒頭の安井副代表の「喝・挨拶」に続き、山本書記長より2020年4月1日施行の同一労働同一賃金の運用について解説と注意点の指摘がなされ、労働組合としての心構え等が提起されました。パートタイム労働法等を改定して運用する同一労働同一賃金は「正社員・フルタイム無期雇用労働者」と「有期雇用労働者」の不合理な待遇差を解消するためのものです。賃金、賞与、手当及び福利厚生等労働条件の大半をチェック対象としています。肝になるのは、待遇差解消の内容を就業規則に定める際に、当該の対象労働者が関与できるかどうかです。また、正社員とフルタイム無期雇用労働者の間の待遇差や、有期雇用労働者間の待遇差などが対象外であることから、就業規則の内容によっては職場内の格差拡大もあり得ます。山本書記長は就業規則改定の際にできるだけ多くの人が関与していくという覚悟が必要だとしました。また、札幌地区ユニオン等の労働組合が発言の機会を貪欲に確保して、不合理な待遇差の実態を報告する努力も必要としました。

しっかりと腹を据えてかかりましょう!と喝を飛ばす、安井副代表
社内就業規則の改定内容に口を挟む覚悟が必要と説明する山本書記長

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