石狩地域2020春闘討論集会に参加しました(1)

1月31日札幌市定山渓で二日間の日程で開催される連合石狩地協主催の2020春闘討論集会に参加しました。31日は連合北海道から方針説明がありました。連合白書の内容を中心としたもので、賃上げの正当性を中心に説明されました。包括的内容であり地域の取り組みは詳細なものはありませんでした。質疑では札幌地区ユニオンから、同一労働同一賃金への対応について、無期雇用転換者の労働条件確保の具体的取り組み説明を求めました。また、派遣労働者について組合のない企業・従業員への対応や派遣会社内の正社員への対応について説明を求め、セクハラ・パワハラ指針にある相談窓口は社外公設を重視すべき、労基法の一部改正の国会議論の賃金未払い請求時効は5年原則を堅持し、当面3年の場合であっても見直しまでの期間を明確にすべきではないかとしました。連合北海道は回答を留保しました。続いて労働弁護団北海道ブロックの桑島良彰弁護士から同一労働同一賃金について講演を受けました。同弁護士は労契法第20条を根拠とする格差の不合理性撤廃訴訟の経緯から説明し、今後のパート有期雇用法第8条・第9条を根拠とする不合理格差撤廃・同一労働同一賃金実現の取り組みは労組の活動がポイントであると強調しました。2日目の議論は1日午前9時30分から開催されます。石狩地協の闘争方針が説明され、構成組織の取り組みが報告されます。この内容は、今日夕方をめどにお知らせします。

連合北海道組織対策局長の連合北海道方針説明
同一労働同一賃金・労基法一部改訂法案への取り組み姿勢を質す札幌地区ユニオン山本書記長
正規・非正規、組合員・非組合員 全ての労働者の団結が大事 桑島良彰弁護士

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