新型コロナウィルス感染症と闘う介護現場の悲惨さは良く報道されます。実情は報道を上回る痛み・悲しみ・苦しみがあります。下町ユニオンでは江東区長に対して改善要望を緊急に提出しました。CUNNよりメール配信されました。
◎ CUNNメール通信 ◎ N0.1743 2020年5月27日 1.(報告)介護施設で新型コロナ集団感染発生でアクション/下町ユニオン 〈下町ユニオン副運営委員長 石井美登理〉 【江東区長へ緊急要請】 江東区の高齢者施設(特養)で4月下旬、新型コロナウィルスの集団感染が発生しま した。こちらの老人ホームは、ユニオンの支部があり仲間が働いています。 現場では、隔離、消毒、安否確認と、大変な状況になりました。 その対応を求めて、下町ユニオンの山本裕子委員長とケアワーカーズユニオンの間庭 之運営委員長の連名で5月14日、区長に緊急の要請書を出しました。 江東区への要請書を添付します。江東区へ提出した緊急要求書です 【新型コロナ関連介護労働ホットライン実施】 5月22日(金)、23日(土)の二日間、介護労働者を対象に電話相談窓口を開設しま した。NHKニュースで流されたため全国から多くの悲痛な現場の声が集まりました。 「感染リスクが怖い」「医療のように介護の仕事にも注目、支援がほしい」 「家族に小さい子がいるが休めない」 「同居の親へ感染が心配でアパートを借りた」 「危険手当を出してほしい」「風呂屋に来るなと言われた」 「マスクの支給がない。全部自腹だ」 「緊急事態宣言を解除するなら十分な補償をして!」 介護労働者の感染不安はピークになっています! ユニオンへの相談、加入をよびかけるとともに、現場の声をぜひ国や行政に届けてい きましょう。 …………………………………………………………………………………………………………………………………… コミュニティ・ユニオン全国ネットワーク事務局 (発行責任者:岡本) 〒136-0071江東区亀戸7-8-9松甚ビル2F下町ユニオン内 TEL:03-3638-3369 FAX:03-5626-2423 https://cunn.online E-mail:shtmch@ybb.ne.jp ……………………………………………………………………………………………………………………………………
介護担当の組合役員からは、行政の介護担当といっても業務は全て丸投げなものだから、危険とか怖さの実感が職員にはない、困ったものだと言っていました。加えて、今、風評被害という新たな敵が出ています。医療介護の現場が機能しなくなったら、地域は壊滅します。常にありがとうと言いましよう!