8月12日、寿都町が高レベル放射性廃棄物の最終処分場選定にむけた「文献調査」への応募を検討すると発表しました。北海道新聞は1面トップで報じました。片岡春雄町長は「パッシングは覚悟の上」として「文献調査交付金20億円が町にとって魅力」と応募検討理由を説明しています。でも、北海道は2000年10月に「核抜き条例」を制定し、特定放射性廃棄物の持ち込みは「受け入れがたい」と宣言しています。基礎自治体の長なんだから、北海道民の総意で決めた条例は守ってよと言いたくなります。北海道平和運動フォーラムは8月15日付で抗議声明を発信しました。
8月15日付「寿都町の文献調査への応募検討に対する北海道平和運動フォーラム声明」はこちらです。
北海道条例無視に繋がる行為も「所詮金か」と情けなくなります。博打で産業振興と張り切る首長・国会議員もいるし、金が入れば何でもするんですかと言いたくなる、我が子に説明できない恥ずべき行為です。札幌地区ユニオンは断固反対します。