連合通信は7月5日厚生労働省労働政策審議会の労働政策基本部会の報告書案の内容を報じました。CUNNメール通信NO.1446に概要が配信されています。同部会では連合派遣の委員も含めた有識者で構成され、労働政策のなかに「生産性向上」の議論を据えるとし、時間・空間・企業に縛られない働き方の推進とそのための環境整備について今後の道筋を示す、としていてます。概要を読む限りでは、生産性向上の主張は明確に出ているものの、成果の構成配分、とりわけ労働者と生活地域への適正配分の内容が見当たりません。また、何故この議論が出てくるのか、そして誰がこの報告書を求めているのか、このような働き方を求めているかのも見当たりません。またか、との思いを強く抱きます。
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