厚生労働省の労働政策審議会に設置されているバス・タクシーの作業部会がそれぞれ3月16日と18日にオンライン形式で開催され労働時間改善に関する基準見直しが議論されました。具体的には終業から始業までの休息時間(勤務間インターバル)について案をとりまとめました。9時間以上と定めることを義務とし、「11時間以上の義務化」は努力義務とされました。詳細は以下の資料をご覧ください。
3月16日 第6回労働政策審議会労働条件分科会自動車運転者労働時間等専門委員会バス作業部会資料
3月18日 第6回労働政策審議会労働条件分科会自動車運転者労働時間等専門委員会ハイヤー・タクシー作業部会資料
労働政策審議会には連合加盟組合のから労働側委員が参加しています。なのに新聞記事になるまで議論経過や案が一般組合員にわからないというのは解せません。口外禁止が委員就任の条件なのでしょうか。即、労働条件に関わる事項は、一旦は地方連合会を通じて一般組合員に開示すべきでないかなぁ~。せっかくZOOM会議も浸透しつつあるし・・・。最賃の審議会も同様ですけど。