7%の賃金引上げに思う。上げ%高・実賃は?

2月3日、労働政策研究・研修機構(JILPT)は メールマガジン労働情報第1842号を配信し、株式会社オリエンタルランド が1月30日に発表した従業員平均で約7%の賃金引上げの人事発令を紹介しました。以下の通りです。

●準社員も含め従業員平均で約7%賃金上昇/オリエンタルランド

 オリエンタルランドは1月30日、2023年4月1日より従業員の賃金改定を
行うと発表した。準社員(パート・アルバイト)を含む従業員を対象として、基準
賃金および時給を引き上げることとし、これにより従業員平均で約7%賃金が上昇
する。同社では、2022年4月に掲げた「2030年に目指す姿」の実現のため、
働くすべての従業員が働きがいを感じられること、そしてこれからも働きたい場所と
して選ばれ続けることを目指すとしている。

(株)オリエンタルランドの1月30日付従業員通知文書「従業員の賃金改定について」

イオンもまた「パート時給の7%賃上げ」を発表しています。対象となるパートタイマーは国内で40万人とし、時給は平均約70円、年収は約8万円の引け上げとしています。接客業の主役はフロアで汗をかく担当者、その担当者が低廉な賃金のパート・契約社員という時代ではないのです。主役である労働者は雇用身分に関わらず適正な配分を得るべきです。優秀なパート等非正規労働契約のスタッフが自らの能力・集客力・販売力を磨き集団で異動するようになるとき、労働条件も地位も向上するのではないでしょうか。そのためには新たな団結スタイルを見出す、ということになるのでしょうか。

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