「癖」「習慣」が人に与える印象・居ずまいというのは千差万別です。誰かの気持ち一つで、一つ方向に揃えるというのは難しいという相談です。
【相談内容はこちらです】
1.高齢者向け介護施設(共同住宅)の介護員。入浴介助を含めた介護業務を担当している。介護サービスの内容は施設常駐のケアマネがプランニングする。 2.現在38歳。特に持病はなく健康体。会社健康診断でも全く問題無い。 3.介護業務中、中腰の際に体左側が斜めに下がる癖がある。痛みはなく20歳以降の癖。 4.20代のころに自転車運転中の交通事故の影響。今は全く問題無い。 体の傾きが癖として残っている。 5.管理者はこれを、利用者に対して不安感を抱かせるものと指摘している。 6.今月に入り会社指定の医師による検診を受け、問題があればリハビリ勤務を命ずると 同管理者より通知された。 7.日程は別途連絡するとしている。これは嫌がらせではないか。 8.この管理者とは本人勤務時から相性が悪く、事あるごとに、本人の仕事にチェックを 掛けてくる。 9.本人に直接問い質すことはせず、同僚や利用者に対して何かチェックを掛けている。 10.人権侵害ではないかと思う。法的措置について検討できないか。
【以下のようにアドバイスしました】
1.会社の根拠について質してみること。何故、検診の必要があるのかを問い質して、 会社が現状不安と思う事について明らかにしてもらう事。 2.その内容について本人見解を説明し、検診の是非を検討したいと申し出てはどうか。 3.人の癖について一方的に改善の必要性があるという姿勢は、差別にも通ずる危険な ふるまい。 4.嫌がらせの可能性もある。回答如何によっては損賠請求も可能。 5.今後の対応は慎重にすすめること。怒りにまかせての行動は良くない。 具体的対応について相談されたい。組合対応がよいです。 相談にきませんか。
無くて七癖といいます。癖も人に不快感を与えるのであれば気を付ける必要はあります。指摘するのも直し改めるのも、会話があればこそです。いきなり「直せ!」「病院だ!」では解決にはなりません。人があってこその仕事です。当節閣僚の発言が問題になっています。これは「癖」と済まされるものではないでしょう。ポストに相応しくない発言ということでしょう。ということは・・・