6月8日、労働政策研究・研修機構(JILPT)は6月8日に厚生労働省がPress Releaseした「令和3(2021)年「労働組合活動等に関する実態調査」の結果」を配信しました。の連合中央委員会の内容をメールマガジン労働情報/第1781号で配信しました。内容は以下のとおりです。
●労使関係が「安定的」と認識している労働組合は9割超/厚労省調査 厚生労働省は8日、2021年「労働組合活動等に関する実態調査」結果を公表した。 労使関係が「安定的」と認識している労働組合は92.9%(2020年調査89.9%)。 組織拡大を重点課題として取り組んでいるか尋ねたところ、「取り組んでいる」は 26.7%(2018年調査29.6%)、「取り組んでいない」は73.3% (同70.1%)。 取り組まない理由(複数回答)は、「ほぼ十分な組織化が行われているため」が 54.7%(同50.4%)、「組織が拡大する見込みが少ないため」が27.3% (同20.7%)。 厚労省が6月8日Press Releaseした「令和3(2021)年「労働組合活動等に関する 実態調査」の結果」はこちらです。 「令和3年 労働組合活動等に関する実態調査 結果の概況」はこちらです。
組合員数が減少していると認識していながら、組織内の組合員拡大に取り組んでいないという結果は、組合活動が内向きになっていることでしょうか。自分のところの労使関係が安定することで、周囲のことには気が回らないという状況で「連帯」も「団結」も空念仏に映ります。まさか、ゼネラルユニオン構想はこの穴埋めじゃないでしょうが、地域の小規模労組に「ツケ」を回すようなことは勘弁です。