中央最低賃金審議会討議資料 ご一読を!

6月28日に始まった2022年度の最低賃金引上げの審議会議論は報道各社がこぞって取り上げています。NHKはラジオ・テレビで状況・見通しについて報道していましたがその様子をCUNNがメール通信NO.2162で配信しています。以下のとおりです。

◎ CUNNメール通信 ◎ N0.2162 2022年6月29日

1.(情報)最低賃金 引き上げの議論始まる どこまで認めるのかが焦点
                                        2022年6月28日NHK

 全国平均で時給930円となっている最低賃金について、厚生労働省の審議会で、今年
度の引き上げに関する議論が2022年6月28日から始まりました。
 新型コロナや物価の高騰などの影響がある中で、どこまで引き上げを認めるのかが焦点
となる見通しです。
 最低賃金は企業が労働者に最低限支払わなければならない賃金で、都道府県ごとに金額
が決められ現在、全国平均は時給930円となっています。
 労使の代表などが参加する厚生労働省の審議会が毎年、引き上げ額の目安を示していて
2022年6月28日から今年度の議論が始まりました。
 労働組合側からは、物価の高騰などで働く人の生活が苦しくなっていて、最低賃金の引
き上げが重要だという声が聞かれます。
 一方、中小企業でつくる団体は「新型コロナの影響を強く受けてきた企業では、依然と
して業績は厳しい。中小企業の経営実態を十分考慮し、指標やデータに基づいて納得感の
ある水準にすべきだ」と要望しています。
 最低賃金の引き上げ額は、昨年度は全国平均で28円と過去最大となりました。
 審議会では都道府県ごとの引き上げ額の目安を、来月中に示す方向で議論が進められま
すが、新型コロナや物価の高騰などの影響がある中で、どこまで引き上げを認めるのかが
焦点となる見通しです。

  第63回中央最低賃金審議会の資料はこちらです。

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今回の配信では「第63回中央最賃審議会資料」が公開されています。新しい資本主義実行計画工程表なるものも開示されています。今まで懸案事項となっている課題は「検討」「調査」「整備」となっていて、まあ~歯切れが悪いものです。みなさんもご一読ください。北海道では7月1日(金)に第2回審議会が開催されます。

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